Bio Hack

現代人の不足しがちな栄養素と、

そのITソリューションとは?

食事の栄養バランス大丈夫?
セルフチェックが重要な理由。

ダイエット、便秘、だるさが抜けない、筋肉をつけたい、など現代人はカラダの悩みが尽きませんが大きな要素・原因になるのが食事で摂取している栄養素だと言われています。
しかし、悩みによっても必要な食品は変わってくるため、正しい知識をつけながらデータに基づき、個人個人が食事に気を付けなければなりません。そのためにはデジタルで計測したデータが必要でした。今回の調査でも活用した、栄養素測定に便利なWEBツールBioHack+(バイオハック)をご紹介します。

医師・河村優子氏に聞く、

現代人にとっての栄養バランスの重要性。

doctor
  • 河村 優子
  • (かわむら ゆうこ)
  • 医師・医学博士・渋谷セントラルクリニック院長

――現代人にとっての、栄養素バランスにおける課題 について教えてください。

代表例のメタボリックシンドローム(メタボ、内臓脂肪症候群)についてお話ししますと、メタボは、内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、いずれか2つ以上をあわせもった状態を指します。現代人は、このメタボに該当する人が非常に多いと言われていますが、摂取カロリーは、実は減少傾向にあるというデータがあります。摂取カロリーが減っているにもかかわらず、メタボの人が増えているのは“ミネラル不足”に起因します。「マグネシウム」や「カルシウム」、「亜鉛」、「セレン」といったミネラルには、糖代謝を促す効果があります。これらのミネラルが不足すると、糖が体内に蓄積しやすい状態になってしまいます。たとえカロリーをコントロールできていても、ミネラル不足でメタボになりやすい身体になっているということもあるでしょう。

現代人に不足しがちな栄養素?

――現代人が身体にとって十分な栄養素を摂ることの難しさについて教えてください。

一つ大きな原因は、白米中心の食生活だと言われて久しいですが、これも栄養素に注目するとわかりやすいですね。 白米は、玄米や雑穀米に比べてミネラルの含有量が少ないです。“主食”の栄養素は、現代人の栄養素に大きく影響すると言えるでしょう。 美味しく、食べやすい食べ物を作るために重ねてきた品種改良が、現代人の栄養摂取の弊害になってしまっています。

ほうれん草などは顕著だと思いますが、現代の食べ物は苦味が減りました。しかし、ミネラルは苦味のもとです。苦味の少ない野菜は、思いのほか栄養素が少ないというケースもあります。 “飽食の時代”と言われる現代において、意外な事実ですが、その栄養素は不足しがちだと言えるでしょう。

医師として様々な年代の方を診察する機会がありますが、特に、大学生や一人暮らしの社会人などは毎日自炊することができず、コンビニで食品を購入したりファストフードに偏ってしまったりという方も多いと思いますが、こういった食生活では「鉄」や「亜鉛」などのミネラルが不足しがち。お弁当に含まれている保存料の中にはミネラルや微量元素を排出してしまうものが含まれていることもあります。

また、基本的に外食はより食品を⻑く持たせる必要があるため塩分が多く含まれています。それにもかかわらず、カリウムの豊富なお野菜が少ないことも一つの問題点です。

外食偏重の食生活で栄養素までしっかり管理することは、なかなか難易度が高いですよね。だからこそ、忙しい現代人でも少しでも栄養素のデータを確認をする必要がありますし、家庭で難しい場合は外食でも栄養素を確認することで、健康意識を高めることにつなげられるといえるでしょう。

栄養素を計測して食事するには?

肉や魚を食べない家庭も増えてきているようですが、これらの食材に含まれる栄養素は、人の身体を作る上で欠かせません。「赤身」を食べることをおすすめしていますが、ビタミンB群や鉄といった成分が多く含まれているからです。豚肉などに豊富に含まれるビタミンB1は、精神安定作用があります。鉄が不足すれば、集中力が切れてしまったり、不安になったりといった心の作用にも影響が出ます。前述の通り、現代人の食生活は栄養素が不足しがちです。

解析ツールBioHack+で栄養バランスの偏りをチェックして、自身の食生活を省みる機会を持つというのは非常に良いことでしょう。

栄養バランスチェック

食品毎に五大栄養素の含有量や食品の含有栄養素を記憶するのはかなりの労力がかかります。献立を作成してもらう栄養士に相談するのもなかなか現実的ではありません。実際に、現場で活躍する栄養士さんと普段から自炊をするというブロガーさん34名自身の1日の食事の内容を登録してもらい、食事の栄養バランスをチェックしてもらいました。WEBアプリを利用して栄養素を測定すると、思っていた数値との乖離が大きく出た登録者も多くいらっしゃいました。

代表的な回答を抽出すると「野菜や果物をたくさん食べているつもりでしたが、糖質を摂り過ぎていました。ビタミンもミネラルもLOWだったことにビックリでした!(女性・40代前半)」、「砂糖はほとんど使っていなかったのに、糖質の摂取量が166%。なんと角砂糖68個分!? これは衝撃でした……。(女性・40代後半)」といった回答があげられました。今回は栄養素を測定するWEBツールBioHack+で測定を行ってもらいました。

食事解析:BioHack+とは?

BioHack+は、食事の栄養素をフル解析することができる無料のクラウドサービスです。30,000種類以上の食材に対応し、食事のメニューを登録すれば、五大栄養素の含有量やその過不足が分かります。また、ポリフェノールやギャバなど、その他の200種類以上の栄養素の摂取についてもチェックすることができ、「アンチエイジング効果」、「動脈硬化予防」といった、期待される効能を知ることができます。

利用中のユーザーの声

アンケート結果

BioHack+は、昼食と夕食の解析に使っていますが、思った以上に塩分を取り過ぎていることにいつも驚かされます。家族に脳梗塞がおおかったこともあり、料理のメニューを決めるときに重宝しています。

東京都/中島●●さん/29歳/主婦

ビールとワインで晩酌をしていましたが、バイオハックで栄養素チェックをするようになってからはワインの比率が増えました。自分が摂取していいカロリーチェックをしてこれ以上太らないようにしています。成果は2ヶ月目で体重が3キロほど落ちたので満足しています。

埼玉県/渡邊●●さん/36歳/会社員

痛風気味で食事に気をつけろと医者に言われてから、食事Checkで履歴を残しています。魚卵、ホルモン焼きなどにはもちろん注意していましたが、意外にサンマなど焼き魚にもプリン体は多いらしく、どの食品を取るのが良いか不安でしたが、尿酸値を下げる効能Searchを使って安心して食品を選べています。

東京都/倉田●●さん/45歳/会社役員

栄養バランスチェック

FAQ

よくあるご質問

無料で利用できるのですか?

はい。今後一部有料サービスも導入を予定してございますが、現状すべての機能を無料でご利用いただけます。

食事Checkでは何ができますか?

食事を入力することで、1日に必要な栄養素に対しての過不足やそれぞれの効能、リスクを確認することができます。さらに、何の食事が過剰だったのか、不足を補う食事を提案してくれます。普段の食事の栄養バランスをチェックしてみましょう!

効能Searchでは何ができますか?

アンチエイジングや不眠など効能から効果的な食材やレシピを確認することができます。あなたの悩みに効果的な食材をチェックして定期的に摂取できるようにしましょう。

VS(栄養素比較)では何ができますか?

2種類の食材や料理の栄養素を並べて比較することができます。どちらを食べるか迷ったときには、栄養バランスで決めましょう。

今すぐ食事チェック